2021-06-19:恋愛1

・「恋愛」というテーマについて、メモが溜まってきたのですこし公開しておこう。

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・自分って、いわゆる恋愛苦手な人あるあるエピソードにすべて引っ掛かってる気がする。

・基本はヘタレ。奥手。気になっている人がいても話しかけられない。きっかけを作れない。どうせ自分が行ってもどうにもならないだろう、という深い諦めがある
その一方で、行動力のあるときと無いときの差がすさまじく、ひとつひとつの接触が相手には唐突に感じられる(気がする)。要するに段階を踏むのが苦手。

・関係性の量や性質(段階)を考えず、いきなり告白したりするので、ビビられることもあった(昔)。
多くの人にとって、恋人と友達のレベルが分かれており、かつそのレベルで行われる言動が、それぞれ異なることが分かったのは最近のこと(それは普通の感覚の女性と話したり、女性配信者の話を延々と聴いてわかった)。
関係性の種類には、主に次のようなものがある。知り合い、友人、マブダチ、恋人、性的関係、夫婦、家族、同居人……etc。このいずれかのカテゴリー(箱)にぶちこまれていることが多く、カテゴリーの壁を突破するには労力が必要。

・もし目標としてた人に一生懸命アピールして振り向かれたら、これは違うと思い飽きてしまいそう
もし好きになられても「あなたが好きな僕は僕ではない」と平気で思う。僕の欠点を受け入れてくれるだろうか、いや受け入れてくれるはずはない、と思う。
基本的に自己肯定感が低いので、自分に矢印が向く状態(好意)が怖い。
自分に嘘をついている感じ、「自分は嘘で塗り固められている」という自己認識も抜けず(実際がどうであれ)、相手の好意を裏切ってる感じがする。

・恋人として好きだった人にふられてしまったら、以降の関係性がすべてギクシャクしてしまう。友人的な関係に戻れない(自分から拒絶してしまう)。
一回ふられると諦めてしまう。本当は、告白などした時点で、相手は恋人レベルに入れるか入れないかの判断まで持っていけるので、前進なのだが(人によるけど)、完全にわかっていなかった。

・関係性の質を上げるために、連絡は多いほうが良いことは理解しているのだが、普段からそれほど自分から人に行かないのもあり(そういう自己理解があるため)、変だよな~、と思ってブレーキをかけてしまう。異性との、適切な距離の取り方がわからない。

・恋愛によって発生する気持ちの良さ(仮)と、恋愛を一生懸命遂行することによって生じるストレスを天秤にかけたとき、どうしても後者(を避ける選択)を選んでしまう、というのもある。そもそも前者の経験がほとんど無いから、というのもあるに違いない。

・恋愛はRPでありゲームであると割り切って、色々やりたいという部分もあるにせよ、「そんなんで良いのか?」という謎の貞操感が邪魔をする。
この「そんなんで良いのか感」は、理想の高さとも繋がっている。たとえば、恋愛ゲームとして完璧な立ち回りをしたとして、それがかなり典型的なものになりうることは想像がつく。その典型的なものを好む人と、やっていけるのだろうか、という漠然とした不安。
これは結局「ファム・ファタール(運命の女)」を求めているのに等しい。(ただし、客観的な顔面偏差値的なものには与しない立場のようではある。唯一の柔軟な点。)
そもそも、好きになる条件に「強く尊敬できる点がある人」という時点で、理想が高いと言えるのではないか。
もっと直接的に言えば、「飽きがくる」のではないか、という危惧がある(経験したこともないのに)。その「飽き」は相手にとって非常に失礼である、という気持ちがあり、恋愛を避けてしまう。(というか、恋愛を避けるための口実になっている?)

・あと、条件としては「自分の話も聞いてくれる」というのがあると思う。自分の話は離散的で難しいものが多く、他人との視点のズレもあり、基本的には難しいトークに属すると思う。その難しいトークを好きで聞いてくれる人でないと、とにかく悲しくなるだろう。