2021-07-23

(今回長い。7/13-7/19の記録)

---

▼7/13
*めあと厄介ファン
https://twitter.com/ai_kusaka/status/1414662440336302102

・妄想的な暴走を止める方法って適切な社会的関係しかないと思うのだけど、そういう関係が誰しも持てるわけではない……世知辛いね
【7/23追記:この呟きは、明確に京アニ事件を踏まえて言っている。妄想に一番良いのは、客観的な視点であろう。それを失ってしまうとブレーキが効かなくなり、大変な事件に繋がることもある。】

---

▼以下、7/14未明のメモ

*簿記勉強へのモチベーションが落ちてきた。もともと道楽みたいな部分があったので、しょうがない。動機としては「とりあえず手に職付けたい」的なもので、緩くはあった。そしてこのモチベーション低下は、以前示した気分の流れでいう「ひとつのことがんばる期」の終わりを感じる。
そもそも、①のマルチタスク状態を避けつつ生きてはいるのだが、ちょっと色々やっちゃってはいるので、若干②に入ってるとも言えよう。そうしたら、また精神の危機が訪れるのだろうか。やだな~。

*全世界の「無職」についてもっと調べた方が、自分の立場が相対化できていいのかも、とも思った。実はあまり文献を調べたことがない……、のでちょっと調べてみよう。
『ミッシングワーカーの衝撃』
『独身・無職者のリアル』
上記の文献が、一応マシっぽいもの。検索ワードの問題はあると思うが、ciniiで目ぼしいものがヒットしなかったのは意外だった。
そもそも、僕は一応無職ではないし、悩んでいるポイントの絞り方が甘いんじゃないか、とも思えてきた。

*①特別な働く理由が見つからない(働く理由が欲しい)、仮に働けたとしても、②長く残業できない(長く働くつもりもない)、③のちの人生に役立つ仕事が良い(他にも応用がきく仕事)。
この3つの条件に合うような都合の良い仕事がない、ということが問題なのであって、ぶっちゃけ社会における「無職」の立ち位置とかはどうでも良いのだと思う。
と考えると、やはり最初に解決すべきは①のような気がしてきた。

*前職の場合は「会社員というコミュニティに参与観察しよう」という、明確なモチベーションがあった。ただ、1年も働けば大体のことはわかる。次はより狭い範囲をターゲットにすれば良いのだろうか。しかし、特に知りたいコミュニティはない。例外的に、大雑把に言ってクリエイター業の裏方などへの興味はあるが、激務が予想され、行く気になれない。あとは経営企画、プロデューサーといった仕事だが、こうした仕事と残業は切っても切れないだろう(探してはみるが)。

---

▼7/16ツイート

・ぼくがVを見続ける理由、もっと単純なものとして20-30代の男の(普通の)声や顔をみたくも聴きたくもない、というアホみたいなジェンダーバイアスがあると思う
むろん友達とか「好き」のカテゴリーに入ってる男性は別だけど

・この話、某tmr先輩とむかし電車内で語り、めちゃくちゃお互い共感した気がする。彼は男子校だったのでそういう面があったと自称していた
鬼のようなコミュ強なので、僕に合わせて話していた可能性も高いが

---

▼7/18ツイート

・残業時間の上限決めてえな~、と思い、4-10月が10h・11-2月が40hで年間230hと考えたら月19.2hしか残業してないことになり、恐ろしくなった
というか労働商品としての僕のコスパ悪すぎィ……平均19.2/月以上の残業すると心を壊しますのでご注意ください

・だから求人で良くある、月20h残業というのは無理なんだな、となっている。現実的なラインとして上限月15時間か。
あと、これは「完全に自分にとって無益な仕事」カテゴリーに入った場合の話だから、有益と思えれば違うのかもしれん(望み薄だが)

・まあ普通に働きながらも労働を忌避してる時点で、精神衛生上悪いのは当然として、労働商品としても使い勝手が悪いということになる、残念!
(ここで「労働商品として有益なみなさ~ん」とか言いながら手を振る皮肉を思い付くが、普通に集団リンチされて海に棄てられそう)

・みんな様々な信念をもって頑張ってるんだよ、だから悪し様に言う必要はない
僕は社会において価値がないと言うよりはむしろあるんだけど、普通に社会が嫌いすぎるんだよな、シンプルに言えば。

・結局は、職場で堂々と悪態を付き大声でわめき、歌い躍り騒ぎ、YouTube付けまくり、ゲームしまくり、といった職場なら楽しいと思うんだよな。社会に気を使うことで病んでる面も大いにあるし
結局話はビューティフルドリーマーのアレに帰っていきそうだけど

・あと「社会人」というカテゴリーに自ら没入していく人のつまらなさ!これはガチでつまらん場合と、厚い仮面をかぶっている場合と二つあると思うが、とりあえず前者のキツさったらないな

・自分をアピールできる転職サイトみたいなところに登録して、物好きな人に拾ってもらうやつとかはどうなんだろうか。ちょっと調べてみるか……(面倒くさい)

・1時間半くらい見てたけどピンキリっぽいな。少し知識は増えた。でも別に働く気が起きるわけではないんだよな(むしろどちらかと言えば暗澹たる気持ちになる)
まあすべては僕が甘ったれた人間だから悪いわね、という感じになるな、ほんとに

・エンジニアとかになるか……なども思うけど、勉強して思ったけどあんまり好きじゃないし向いてもないんだよな。たぶんバイナリとかwebセキュリティとかリバースエンジニアリングとか好きだと思うんだけど、コード書くのとかはそれほど好きくないのかも(何もわからん、ctfが好きそう位しかわからん)

atcoderやって基礎力高めつつ、主戦場はctfで、実用としてkaggleをやるみたいのが理想だけど、そんなの余裕でキャパオーバーよ
あと普通に気質的にはPMとか好きそうだけどね。勉強めんどいね

---

▼7/19ツイート

藤本タツキ『ルックバック』読んだ。おもれ~しゅげ~って感じ。物語構成がパキパキし過ぎてるので、そこが苦手な人は苦手なのかも。

・斧の男があまりにも唐突に出てくるところは、もうしょうがないというか、我々の日常に火災が映し出されたのも津波がすべてを飲み込んでいったのも唐突だったし、という諦めさえある

・というか考えてみればけっこう『サクラノ詩』の某√に似てるな、という感じ。あいつも鬼のように唐突に死ぬもんな……

・TLをみると、登場人物やテーマに対する感情移入や自分への重ね合わせが行われてるけど、あんまりピンと来ないんだよな
むしろ斧の男に自分がいつかなるんじゃないか、という怯えのほうがある(僕には社会的関係が十分あるので、あり得ないが)

・だから物語としては、斧の男に視点を向けたもののほうが感情移入できると思う。おそらく恐ろしく平凡で不幸な人生(もしかしたら病的な人生)が描かれるだろう。それは全く劇的ではない(リアルかもしれないが)

・そういった危険な視点を排除したところにルックバックは成り立っており、典型的な努力の物語+美しき悲劇(宿命に立ち向かう人間の姿)として読むことができる
あまりに皮肉な見方かもしれんが、こういう感じよね